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子どもに「運動会を休む」と言われたら?理由の聞き方・判断基準と親の関わり方

学校生活
公開日:2026年7月21日 更新日:2026年7月21日
子どもに「運動会を休む」と言われたら?理由の聞き方・判断基準と親の関わり方

子どもから「運動会を休みたい」と言われると、「なぜ行きたくないの?」「何か理由があるのだろうか」と戸惑う保護者の方もいるのではないでしょうか。

中には、「無理に行かせたほうがよいのか」「どのように声をかければよいのか」と悩む人もいるかもしれません。

この記事では、運動会を休みたいという子どもへの関わり方や、理由の聞き方、休むかどうかを判断する際のポイントを解説します。

ぜひ参考にして、子どもの気持ちに寄り添いながら対応してあげてください。

もくじ

    子どもが運動会を休みたいと言ったら?まずは理由を聞いてみよう

    子どもに「運動会を休みたい」と言われると、「なぜ行きたくないの?」と問いつめてしまいそうになるかもしれません。
    しかし、そのような聞き方では、子どもが責められていると感じたり、本当の気持ちを話しにくくなったりすることがあります。

    まずは子どもの気持ちに寄り添いながら、どのような理由で休みたいのかをゆっくり聞いてみましょう。

    運動や競技に苦手意識がある

    そもそも身体を動かすことが苦手で、大勢の前でうまくできないことに不安を感じている子どももいます。

    子どもは、大人が思っている以上に「みんなの前で失敗したくない」「失敗したら恥ずかしい」という感情を持っているもの。
    たとえば、運動会の練習でうまくできなかった経験が強く記憶に残っていると、本番そのものが大きなストレスになってしまうでしょう。

    「できない自分」を見られたくないという気持ちが、運動会を休みたいと思う理由の一つになっているのかもしれません。

    友達関係や集団行動に不安を感じている

    子どもの中には、友だちとの関係に悩んでいたり、友だちと協力したり集団で行動したりすることに苦手意識を持っている子もいます。
    そのため、団体競技でうまくできなかった時に、周りに迷惑をかけてしまうのではないかと心配になってしまうのでしょう。

    リレーや団体競技への不安が大きくなり、運動会を休みたいという気持ちにつながるケースがあります。

    日々の練習やプレッシャーで心身が疲れている

    運動会前は、入場行進や競技の練習が続き、体力的にも疲れがたまりやすい時期です。
    また、「団体競技で失敗したくない」「ちゃんとやらなきゃ」という気持ちから、日々プレッシャーを感じている子どももいます。

    体力的・精神的な疲れが積み重なることで、運動会を休みたいと思うようになるのでしょう。

    運動会を休ませてもいい?親子で考えたい判断のポイント

    子どもが運動会を休むかどうかは、子どもの気持ちに寄り添いながら、親子で一緒に考えることが大切です。
    ここでは、休ませるかどうかを判断する際のポイントを解説します。

    体調不良やケガがあるときは無理をさせない

    子どもが体調を崩していたりケガをしていたりする場合は、休ませることを優先しましょう。
    次のような症状の時は、無理をさせないことが大切です。

    • 咳が止まらず、顔も熱っぽい
    • 走ったり跳んだりする時に足に痛みがある
    • 歩くだけでも辛そうに見える
    • 医療機関で運動を控えるように言われている


    このような場合は、運動会への参加よりも、子どもの体調の回復を第一に考えましょう。
    無理をすると、体調不良やケガが長引いてしまうこともあります。

    強い不安や心の負担にも目を向ける

    子どもが運動会に強い不安や精神的な負担を感じている場合も注意が必要です。
    運動会を休むことに不安や罪悪感を覚えたり、休んだことで「クラスで浮いてしまうのではないか」と心配したりして、心の負担が大きくなっていることもあります。

    体調に問題がないように見えても、「運動会を休みたい」と話す背景には、精神的な疲労や強いプレッシャーが隠れている可能性があります。
    そのため、この段階で子どもに必要なのは、無理に参加を促すことではなく、安心して気持ちを話せる環境です。

    「運動会を休む」という結論を急ぐ前に、子どもの不安に目を向け、少しでも気持ちが和らぐような言葉をかけてあげましょう。

    子どもの気持ちを聞きながら親子で考える

    子どもの気持ちを聞きながら、どうして運動会を休みたいのかを親子で一緒に考えることも大切です。
    子どもは、運動会を休みたい理由を具体的に説明できないこともあります。
    自分でも理由が分からなかったり、さまざまな気持ちが重なっていてうまく言葉にできなかったりするためです。

    そのような時は、「どんな運動会だったら参加してみたい?」「あなたはどうしたい?」など、子どもが自分の気持ちを話しやすくなるような質問をして、優しく見守ってあげてください。
    親子でゆっくり気持ちを整理していくことで、子どもは自分の心と向き合い、「自分はどうしたいのか」を少しずつ見つけられるようになるでしょう。

    子どもが運動会を休みたいときに親ができること

    ここでは、子どもが運動会を休みたいと言ったときに、保護者ができることを解説します。
    場合によっては、担任の先生や学校に相談することも大切です。

    気持ちを否定せず受け止める

    子どもが「運動会を休みたい」と言ったときは、まず気持ちを否定せず受け止めることが大切です。

    運動会は、必ずしも参加しなければならないものではありません。
    「どうして参加したくないの?」と強く問いつめたり、「思い出になるから行きなさい」「他の子はがんばっているのに」などと言ったりすると、子どもの気持ちを否定することにつながってしまいます。

    まずは子どもの気持ちを受け止め、「話してくれてありがとう」と伝えてみましょう。
    子どもは安心して、自分の思いを少しずつ話してくれるようになるでしょう。

    どうすれば参加できそうか一緒に考える

    子どもの気持ちを受け止めたうえで、子どもにとってどのような選択がよいのかを一緒に考えていきましょう。

    たとえば、「半日だけ参加する」「個人競技だけ参加する」「競技には出ず見学する」といった方法もあります。
    親子で話し合いながら、どのような方法なら子どもが安心して運動会に臨めるかを考えてみてください。

    さまざまな選択肢があることを知ることで、子どもは「完璧にやらなくてもいい」「自分のペースでいい」と安心しやすくなります。
    その安心感が、「じゃあ参加してみようかな」という前向きな気持ちにつながることもあるでしょう。

    最初からすべてのプログラムへの参加を目指すのではなく、子どもが無理なく運動会と関われる方法を一緒に探していくことが重要です。

    必要に応じて先生や学校へ相談する

    もし子どもが人間関係で悩んでいる場合は、グループ決めで孤立してしまうことや、親しくない子どもと一緒になることに不安を感じている可能性があります。
    また、「できないこと」そのものよりも、競技で失敗を責められることに萎縮したり、誰かが責められている様子を見ることにつらさを感じたりする子どももいます。

    家庭だけで対応することが難しい場合は、必要に応じて先生や学校へ相談するのもよい方法です。
    先生に相談する際は、学校での様子や運動会への考え方などを聞きながら、家庭で気になっていることや配慮してほしい点を共有するとよいでしょう。

    運動会を休むと決めたら?事前に確認しておきたいこと

    親子で話し合ったうえで、「運動会を休む」という結論を出した際、本番前に確認しておきたいいくつかのポイントがあります。
    事前に確認しておきたいことをチェックし、学校ともスムーズに連携できるよう準備しておきましょう。

    学校への連絡方法や伝え方を確認する

    学校に連絡する方法や伝え方をしっかり確認しておきましょう。

    連絡をするタイミングは、「休む」と決めた時点が望ましいです。
    運動会は、競技順などを考慮してプログラムが組まれているからです。
    当日の朝に連絡すると、競技の組み換えや順番の調整が必要になるなど、学校側に負担がかかる可能性があります。

    運動会を休む連絡は、「欠席理由・お詫びと配慮」を明確に伝えるのが基本です。
    また、日頃お世話になっている先生への感謝や気遣いの言葉を添えると、より丁寧な印象になるでしょう。

    連絡帳であれば、「〇月〇日の運動会ですが、体調不良のため欠席させていただきます。ご迷惑をおかけし申し訳ありません。どうぞよろしくお願いいたします。」のように伝えます。

    もし当日に「休みたい」と言われた場合は、速やかに学校に連絡しましょう。
    体調次第で参加できそうな競技がある時は、その旨も伝えるとよいですね。
    その際は、

    • どこに行けば合流できるか
    • 先生は運動会で職員室にいないため、参加の連絡を、誰に何時までにすればよいか


    などを確認しておくことも望ましいです。 

    休んだ当日の過ごし方を親子で考える

    休んだ当日の過ごし方も、事前に親子で話し合っておくとよいでしょう。

    運動会を休んだ日は、体と心をゆっくり休ませることを優先するのがおすすめです。
    無理に予定をつめこまず、子どもが安心して過ごせる時間を作りましょう。

    例えば、次のような過ごし方があります。

    • よく寝て、ゆっくり休む
    • 読書を楽しむ
    • 公園を散歩するなど、無理のない範囲で気分転換をする


    予定をつめすぎると、心や体の疲れが十分に回復しないこともあります。
    運動会を休んだ日は、子どものペースを大切にしながら、ゆったりと過ごせる環境を整えてあげましょう。

    子どもがよく眠れるコツについては、以下の記事で詳しく解説しています。
    子どもの睡眠時間が足りてない?!「良い眠りのコツ」とは? 

    休んだ後も子どもの様子を見守る

    運動会を休んだ後も、子どもの様子を見守ってあげましょう。
    子どもは、休んだことを引け目に感じたり、「みんなはどうしているだろう」と不安を抱えたりしているかもしれません。

    「大丈夫だよ」「少しずつ、自分のペースで進んでいこうね」など、安心できる言葉をかけながら、子どもの気持ちに寄り添い、無理をさせないよう支えてあげてください。
    また、「運動会には参加できなかったけれど、普段の学校生活なら行けそう?」「次はどうしたいか、一緒に考えていこう」と、次の一歩に目を向ける声かけも大切です。

    「運動会を休んだから終わり」ではなく、「休んだけれど、また次がある」と前向きな言葉をかけることで、子どもも少しずつ前を向けるようになっていきます。

    子どもの自己肯定感を伸ばす方法については、以下の記事の参考にしてください。
    小学生の自己肯定感を高める方法とは? 子どもと今すぐ始められること! 

    運動会を休んだ後も不安が続くときの対応

    運動会を休んだ後も、不安な気持ちが続く子どももいます。
    不安が大きくならないよう、子どもの気持ちに寄り添いながらサポートしていきましょう。

    学校生活でも不安や辛さがないか様子を見る

    学校生活でも、子どもが不安や辛さを感じていないか、引き続き見守ってあげましょう。

    普段どおり学校に通えている場合は過度に心配する必要はありませんが、運動会をきっかけに学校生活への不安が大きくなる子どももいます。
    無理に登校を促すのではなく、子どもがどうしたいのかを一緒に考えながら、自分で選択できるようサポートすることが大切です。

    気になる状態が続く場合は専門機関への相談も考える

    子どもが学校へ行くことに強い不安を感じている様子が見られたり、行き渋りが続いたりする場合は、ひとりで悩まず、専門機関への相談も検討してみましょう。

    たとえば、学校のスクールカウンセラー、教育相談センターといった地域の相談機関などを利用する方法があります。
    「自分だけで何とかしなければ」と抱え込まず、専門家の力も借りることで、子どもに合ったサポート方法を一緒に考えられるでしょう。
    保護者の心の負担を軽くすることにもつながります。

    運動会を休みたい子どもの気持ちに寄り添おう

    子どもが「運動会を休みたい」と伝えてくる背景には、「運動が苦手」「本番で失敗したくない」「練習続きで心身が疲れている」など、さまざまな理由があります。

    しかし、運動会に参加しないからといって、子どもの未来が決まるわけではありません。
    なぜ行きたくないのかを問いつめるのではなく、子どもの気持ちに寄り添いながら、自分でどうしたいのかを選べるよう支えてあげましょう。

    すべての競技に参加できなくても、「部分的に参加する」「見学という形で参加する」などの選択肢があります。
    子どもの心と体を大切にしながら、無理のない参加方法を一緒に考え、自分にとって納得できる選択ができるようサポートしていけるとよいですね。

    運動会に参加した際には、子どもを元気づける声かけをしてあげてください!
    小学生の運動会、練習・本番で子どもを励まして元気づける言葉かけ 

    かけっこが速くなるコツは、以下の記事を参考にしてください。
    かけっこが速くなるコツを掴もう!親子で一緒に楽しめる運動も紹介

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